<困りごと>
家族に自分の物を片付け整理してもらいたいのですが、なかなかやってくれません。
人にやってもらうこと、やろうという気持ちになってもらうことって、本当に難しいですよね。
人の物は、こちらが勝手に片付けるわけにはいかないし・・・
そんなとき、次の4つのアイデアはいかがですか?
<アイデア>
A意識づけ
自分の物を片付けている様子や、片付けた状態を家族に見てもらう
B思いを伝える
なぜ片付けをしたほうがよいのか、どんなメリットがあるのか家族と話し合う
C仕組み作り
家族が自然に片付けるようになる「使いやすい・しまいやすい」定位置を決める
D一緒に片付けタイム
家族の物を、その人と一緒に整理する
さて、今回私は、母に「クリーニングした服をしまうついでに、洋服ダンスの中を片付けるから手伝って」と頼まれたので、
Dの方法で洋服ダンスを整理しました。
余裕のある空間、出し入れしやすさ、将来物が増えたときのことも考えて、
80%収納を目指しました!!
<整理収納作業>(88)
1着る・着ないの判断
しばらく着ていない服ばかり入っていた洋服ダンスです。そこで、洋服を出しながら「これから着るのか、着ないのか」を基準にして分けていきました。
2まとめる
①ごみ
②ハンガー
③不要な服20着
④汚れ・虫くいあり4着
その他
⑤保留(冬物・スーツなど)10着
⑥着る(夏用のシャツ)約10着
・・・となりました。
3発掘した「お宝」
子供が着る服として使うことにしました。
4収納する
バーの長さ÷3cmが、かける服の数の最大枚数と考えます。
このタンスのバーの長さは77cmなので
最大枚数は77÷3=25着
80%収納が理想なので
適正量は25×0.8=20着となります。
<見直し後>
after↓
バーは手前と奥の2列あります。
手前にかけたのは15着。(見た目はそれほど余裕ない感じもしますが)
計算上では、60%収納です!!
すばらしい!!
そして奥には保留の10着をかけました。
作業時間は1時間でした。
<感想は?>
母「すっきりしてよかった!1人だとやる気が出ないけど、一緒にやると片付けが進んでいいね」とのこと。
そう言ってもらえて、私もうれしかったです。
相手に無理矢理させるのではなく、少しずつできそうなことから始められるといいですね。