皆さんの家に、物をしまったままにしてある場所はありませんか?
押し入れ、物置、納戸、戸棚や引き出しの中など・・・
あまり使わない物をその中にしまう。
扉などを閉めると見えないので、さらに使わなくなる。
そのうちずっと使わなくなってしまう。
あることさえも忘れている。
「使わなくても困らない物」
ということは、
「無くてもいい物」
ということ、ですよね?
それなら、迷わずどんどん処分できるはず。
本当にそうなのか、実際にやってみました。
①現状
整理したのは、私の家の、和室の戸棚。
ここにはカーテンが取り付けてあり、中にある物が見えないようにしてあります。
カーテンを閉めておけば、すっきりしています。
でも、実は、
カーテンを開けると・・・
物がいっぱい!
しかも、ずっと使っていない物ばかり!
これは、整理収納アドバイザーの考え方(4つの領域)のうちの「プロパティ領域」の状態。
必要な物と不必要な物が混在している状態です。
②作業
どんどん整理します!
といっても、
「燃えるゴミ」「不燃物」「紙」
と、分別しながらまとめました。
すると・・・
処分する物が、こんなにありました。
ところが、
何でもかんでも処分!
というわけにはいきませんでした。
自分の物ではない「家族の~~の物」とはっきり分かっている物。
これらは、勝手に処分できません。
よけておいて、後で確かめてもらうことにしました。
戸棚の中は何もなくなりましたが、
長年使わずにいたので、ほこりがすごかった!!
掃除をして、とりあえずすっきり。
ここまでの整理作業80分、掃除15分。
③結果
・しまい込んで全く使っていない物「プロパティ領域」にある物のほとんどは、無くてもいい物だった。
・無くてもいい物のなかには、「スクラップ領域」の物、つまりゴミもかなりあった。
・使う物も少しは見つかった。これから、使い方と収納を考えていく必要あり。
(よく使うなら「アクティブ領域」、いつでも使えるように待機させれば「スタンバイ領域」の状態に変えられそう)
・・・疲れましたが、気になっていた場所の片付けができたので、気分は爽やかになりました。