<困りごと>
下駄箱や低い食器棚の上など、
「ちょっとだけ」と、ついつい余計な物を置いてしまいがち。
何度片付けても散らかってしまう。
皆さんのおうちに、そんな場所はありませんか?
<質問1>
余計な物を置いてしまうのはどうして?
実は、そのような場所には、ある特徴がありました。
<散らかる場所の特徴>
A:人が1日に何度も通る場所
B:物を置くのに便利な高さの「ハンディーゾーン」
C:物を置くスペースがある(平らになっている場所)
人が何度も通る場所には、物が入ってきやすいので、物が増えやすいですよね。
立ったときに人の目線から腰高くらいまでの高さの場所は、手が届きやすく、物を置きやすいし。
それに、少しでもスペースがあると、物を置きたくなってしまうのです。
そして、物をチョイ置きしてしまうのも、次のような理由があることに気づきました。
<チョイ置きするわけ>
①物を片付けるのが面倒。
②ちょっと置くだけ、後で片付けるつもり。
③物をしまう場所(収納スペース)がない。
④物をしまう場所が決まっていない。
⑤物を使う場所としまう場所が合っていない。
<質問2>
片付けても散らかってしまうのを、今度こそ防ぎたい!
そのためには、どうしたらいいの?
私の家では、どうやってチョイ置きを防ぐことにしたのか、紹介します。
<問題の場所>
1.食器棚の上(79)
スキンケア用品、筆記用具、キーホルダー、手紙・・・
毎日のように使う物もあれば、使わない・しまわない・捨てない物も。
油断すると物をチョイ置きして、それが少しずつたまり、気づいたときには散らかり状態になっている!!
片付けてきれいになったと思っても、しばらくすると、また物が増えてきて・・・
・・・くり返し・・・
という状態でした。
2.低いタンスの上(80)
他の場所を整理したときに出てきた物を適当に置いてしまったら、すごいことに!!
ごちゃごちゃが見えないように、布をかけて隠してました・・・
整理収納のスキル「動作・動線にかなった収納」を使って解決します!
<チョイ置き防止策>
①使う物は、使う部屋の取り出しやすい高さの場所に収納
②花などを飾って、余計な物を置けないように工夫
1.食器棚の上
①
・毎日使う物:時計・タブレット・鏡・お出かけセット
・ときどき使う物:ポケットティッシュ
・たまに(非常時に)使う物:懐中電灯
②
・飾りたい物:ランプ・飾り箱
使いやすさと見た目を考えて、これだけは置いてもよいことにしました。
それ以外の物については、
③
・スキンケア用品・筆記用具→チェストの中にしまう。すぐ近くに収納場所を決めてあるので、毎日のように使う物でも面倒がらずにしまう。
・キーホルダーなど使っていない物→使うか、使わないなら手放す。
・手紙→すぐ見て重要なら保管、不必要なら捨てる。
と、ちょっとだけ頑張ってみることにしました。
2.低いタンスの上
①・ときどき使う物:帽子と帽子スタンド
②・飾りたい物:ぬいぐるみ・写真立て
その他、今まで置いていた物は片付けてリセットしました。
・書類→別の部屋(書類コーナー)に移動
・写真→ファイルに入れる
・衣類→引き出しにしまう
これでだいぶスッキリしました。
<まとめ>
◆ハンディーゾーンの高さの場所は、動作・動線に合った収納を。
◆きれいな状態にして、余計な物を置けない雰囲気に。
あなたの家の散らかりやすい場所にも、今回のチョイ置き防止策は効果的!?
ぜひ、お試しあれ。